アトピーでもキレイになれる!

幼少期から成人まで重症アトピーを患っていた美容コスメマニア。アトピーに良いものを研究しつくし、独自のセルフケアで現状はツヤ肌を維持!『アトピーだって絶対キレイになれる!』を実証します!

【アトピーと脱ステロイド】失敗しない為に減ステロイドをすすめる理由。

アトピーと脱ステロイド。ステロイド治療をしている多くのアトピー患者さんが悩み、ぶち当たる壁でもありますね。

 

「一度脱ステしてまったら、後戻りできないのかな・・いったい皮膚はどうなるんだろう?治療期間はどれくらいかかるの?

でも脱ステに成功したら、今までの自分のアトピー生活に何か変化が起こるかも!すごく綺麗な肌になるかも!とにかくこのままの私はイヤ!!」

 

頭の中で色々考えちゃいます。そしてどうにかして、今の自分のアトピーの現状を変えたくなる気持ちは本当に痛いほどわかります。私もそのひとりでした。

 

10年以上にわたりステロイドを塗り続け、実際に脱ステした私の経験も交えながら「脱ステロイド、本当はどうするべき?」を一緒に考えていきましょう。そして脱ステに代わる、心身ともに負担の少ない有効な方法も実はあるのです。

 

 

 

◆脱ステロイドとリバウンドの体験談

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幼い頃から大人になるまでの十数年にわたりステロイドを日常使いしていて、そのおかげでアトピーの症状は抑えられていました。

 

ステロイドの使用方法はというと、悪化したらちょこっとだけ薄く塗る、無くなったら皮膚科に貰いに行くという一番良くない塗り方でした。

 

それでも仕事のストレスや日常のささいなことをきっかけに、いきなり悪化する自分のアトピーに嫌気がさしていました。

 

ちょうどその当時「ステロイドは良くない!まさに悪だ!」という風潮がすごくあったので、こわくなった私は先生になんの相談も無くいきなり自己判断でステロイドを断ちを決行。


そもそも当時の先生は、私のアトピーの症状をしっかり診てくださる事もなくステロイドをポンポン出して放置するような先生だったので「相談する」という感じの人ではありませんでした。

 

小学生から10年以上使っていたステロイドをある日いきなりやめるんですから、そりゃその後の症状はすごいものでした。

 

体中赤く腫れ、ただれて、顔はパンパンでジュクジュクです。

 

こうなればもう別人です。外出なんてとんでもない、仕事は長期休暇。仕事どころか普通の外出もままならないので、おうちに引きこもりました。

 

写真でも撮っておけば良かったのですが、当時の私の精神状態はそんな余裕はどこにもありません。

 


テレビのキレイな芸能人やモデルみて「私も普通の肌になりたい」って、毎日毎日泣きました。そんな私の姿を見て「変われるものなら変わってあげたい」と、お母さんも何度か泣いてました。

 

脱ステやリバウンドは、症状も辛いですが何より先が見えないのです。いつ終わるかわからない長い長い、真っ暗のトンネルのようでした。「そもそもこれって、いつか終わりがあるのかな?まさか一生この肌のまま?」という感じです。

 

今思い返しても、あの半年程は本当に心底きつかったです。

 

 

 

 

◆脱ステ後の経過は?成功したのか?

 私の場合は、結果的に脱ステロイドをしてなんとかそのままステロイドを使わない生活ができるようになりましたが、でもそれが 「アトピーが治った」という事ではありませんでした。

 

ステロイドは使わなくて良くなったものの、脱ステ後は本っ当に肌が不安定でした。

 

常に肌はパリパリと乾燥しがちで花粉で肌荒れ、太陽でかゆくなる等の様々なアレルギーを発症し、アトピーもちの超絶に敏感肌といった感じです。

 

脱ステ後にも首や腕にアトピーの症状が出ていて、痒くて痒くてたまらなくても「ステロイドはもう使わないんだ、使ったらダメなんだ」と言い聞かせていたので、もう痒い時は掻いちゃうしかありません。


そして掻いて掻いてまた肌がボロボロになり、いつも傷だらけのゴワゴワと黒ずんだ皮膚。でもせっかく頑張った脱ステ、意地でもステロイドは使いませんでした。

 

脱ステできたのにストレスでイライラ、アトピーの症状も不安定でイライラ・・・これってそもそも脱ステ成功!!って言えるのでしょうか?

 

 

 

 

 

◆脱ステロイドではなく減ステロイドが一番望ましい。

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脱ステロイドと聞くと、私みたいにいきなりスパッとやめちゃう事を想像してる方がほとんどかもですが、いきなりやめてしまうのは大変危険です。


いきなりステロイドを絶ってしまうと、一気に皮膚の状態がひどくなり、雑菌も繁殖しやすく最悪の場合は感染症や合併症で入院なんてことも実際にあります。長年にわたってステロイドを使用していたならば、尚更危険です。


脱ステは聞きなれた言葉ですが、脱ステではなく今は「減ステロイド」。ステロイドを徐々に減らしていく減ステが望ましいです。

 

この方法は自然にステロイドとさよならしていくイメージで、急激な脱ステによるリバウンドなどの心理的・見た目的なダメージも防げますし、なにより仕事もしながら学校にも行きながら、無理なくステロイドからフェードアウトしていけるのです。

 

しかし、この方法も自己流ではなく出来れば信頼できる皮膚科のもとで行うのが一番理想です。

 

なぜなら、アトピーの状態や病状などはやはり専門医でないとわかりづらい部分もあり、それを見極めてステロイドのランクを決めて経過を診ながら処方されるのです。

 

①まずはしっかり強めのステロイドを怖がらずに塗って炎症を抑える。火事の火元を完全に消す感じです。くすぶってまた再燃しないように、怖がらずにしっかり塗ることが大事です。ここで薄く塗ったり少なく塗るのは全く意味が無くなります。しかも薄く塗った所で副作用が少なくなる事はありません。

 

②一週間ほどしっかり塗って、肌質が健康な肌の柔らかい質感に変わったら、お医者さんの指導のもとステロイドのランクを下げます。そしてまたしっかり塗ります。(塗る期間などについてはお医者さんと要相談)

 

③非ステロイドのものに切り替えるか、塗る間隔(日数)を少しずつあけます。今日塗ったから二日はやめとこう・・・という感じです。

 

④最終的には保湿メインに切り替えて、ステロイドを使わなくてもいい日数を増やすことが目的です。

 

・・・流れ的にはこんな感じです。

 

私の今の段階は、花粉症やアレルギーが出やすい時・夏のアトピーが悪化する時期に短期間、皮膚科の先生のもとでステロイドを使用しております。

 

10何年に及ぶステロイド生活と、脱ステやリバウンドの苦い経験。その上で、信頼できる先生のもとできちんと使用するステロイド。

 

これらを踏まえて感じたことは、やはり「ステロイドは悪ではない!」ということです。

 

今でも「ステロイドは恐ろしい!!ステロイドは今すぐ捨ててしまえ!!」など良く見かけますが、薬はなんであれ用法容量が大事で、諸刃の剣です。それはステロイドに限った事ではありません。


薬は、まずは私たちの疾患を治す味方をしてくれます。

 

症状がひどい時には、きちんと正しい使い方をして、お世話になる時はお世話になる。脱ステをする時も、きちんと先生にお話をして、適切なフェードアウトの仕方をしっかり先生とお話しをする。

 


私は産後悪化した時も、数年ぶりのステロイドにすごく戸惑ったのですが脱ステの苦い経験があったからこそ先生としっかり計画を立てながら、ステロイドのランクも決めて皮膚科へ通いました。

そして普段の生活は保湿で補っております。(保湿はすっごく大事です。)

 

 

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脱ステロイドで悩んでおられる方に・・・。

自己流でのいきなりのステロイド断ちは大変危険です。あなたにストレスをかけない為にも、普段と変わりない日常生活を送りながら上手にステロイドとサヨナラする方法を考えましょう。